光り

変わっていく日常の中で

変わらないものは何だろう

 

目まぐるしく ぐるぐると

刻々と 次々と

日々 世界が変わっていき

そして自分も 変わっていった

 

醜い自分を嫌悪する昼

苦しくて 涙を流す夕方

恐怖で眠れない夜

 

そんな自分がいたことに 驚いて

そんな自分がいたことに 興味深さを感じて

 

世界を見つめ 自分を見つめ

 

変わっていく日常の中で

変わらないものは何だろう

 

いつのまにか 季節がすぎて

 

ぽこぽこ ぽこぽこ

ゆっくりと

世界も 自分も 変わっていく

 

変わっていく日常の中で

変わらないものは何だろう

 

まさに「変容」するさなかで

気付いた

 

大切にしているもの

譲れないもの

気にしすぎていたもの

嫌だったもの

恐れていたもの

 

――愛しているもの

 

変わることが怖かった

大好きなものがなくなりそうで

でも そうじゃないのね

変わっていくことは かならずしも 悪いことじゃない

 

変わらないものもあった

ゆるぎないものもあった

まだ 信じきれていないものもあるけれど

だからきっと 大丈夫

私はこの世界で 息が吸える

 

またひとつ 殻がやぶけた

 

変わらない日常の中で

変わらないものは何だろう

 

(「さあ なんでしょう?」と笑ったキミの

その笑顔は まぶしかった)